重い水門や鉄骨はどうやって固定する?頑丈な鋼構造物工事の裏側
川や海岸で見かける大きな水門や、建物の骨組みとなる鉄骨はどのように作られているでしょうか。
これらは鋼構造物と呼ばれ、非常に重く、頑丈な鉄の塊でできています。
これほど大きな構造物を現場で組み立てて、長年壊れないように固定するには特別な手順が必要です。
ただネジを締めるだけでは、激しい雨風や水の勢いに耐えられません。
工事の第一歩は、基礎となるコンクリート部分に、あと施工アンカーという特殊なボルトを打ち込む作業です。
コンクリートに深い穴を開けてボルトを差し込み、特殊な薬品や金属の拡張を使ってガッチリと固定します。
このアンカーが全ての土台になるため、1本の緩みも許されない重要な工程です。
弊社には、このあと施工アンカーの1級や2級の資格を持つ職人が在籍しています。
土台ができたら、いよいよクレーンやフォークリフトを使って、重い鉄骨や水門を引っ張り上げます。
合図を送る「玉掛け」の資格者が、ワイヤーのバランスを見ながら慎重に指示を出す場面です。
「右を少し上げて」「そのままゆっくり下ろして」といった声を掛け合いながら、ボルトの穴へ誘導します。
隙間なくぴったりとはまった瞬間は、何度経験しても気持ちが良いものです。
位置が決まったら、次は溶接免許を持つ職人の出番になります。
アーク溶接やティグ溶接という技術を使い、鉄と鉄を強い熱で溶かして完全に一体化させる作業です。
火花が散る中、職人が息を詰めて金属を繋ぎ合わせていく姿は、まさに職人技そのもの。
こうして頑丈に固定された鋼構造物は、何十年もの間、街の安全を守り続けることになります。
信栄工業では、水門の施工から小規模な鉄骨の製作まで、幅広い鋼構造物工事を手がけています。
免許や技能講習の費用は会社がサポートするため、働きながらたくさんの資格を手に入れるチャンスです。
富士市にお住まいの方はぜひご相談ください。
